Yamagata

今日は定期会員の皆様がたくさんきて下さって、およそ1000人ほどの入場者数でした。山形県民会館はデッドでドライなホールですが、音の通りはリアルです。ここではかなり前にひな壇を使わずに全員床で演奏したりと、音響への試行錯誤を重ねた思い出があります。今日の下野さんは昨日より積極的な姿勢をとり、オーケストラをドライブします。リハーサルと違い、指揮のニュアンスを僅かに変えても本番の集中はそれを逃さずに音に変えていきます。このあたりは近年の山響の良いところです。本番後は近くの和風ダイニングと魅巣亭で盛り上がり、本番後の楽しい時を過ごしました。ある有名なプレイヤーが「一番楽しいのは本番が全て終わってから寝るまでの時間だ」と言ったのを聞いた事がありますが、まさにその通りで、心地よい疲労感とお酒が心を癒してくれました。しかし飲み過ぎですよね…

「Yamagata」への1件のフィードバック

  1. 「音楽を聴くのは、心に栄養を入れること」
    「Sunday Prism」でSatohさんが語っていらしたその言葉、そのままに心に癒しをいただいたコンサートでした。
    私ごとで恐縮ですが、ここのところ、へこんだり泣いたりしながら山響のコンサートを待ちわびていました。
    この日の私にとって、山響のサウンドはまさに心の栄養剤。

    前回この会場で聴いた定期は、藤岡サッチーマエストロによるイギリス・シリーズだったことを思い出していたのですが、今回「フランス」だったので、県民会館では旅の気分を味わえる…などという楽しみも発見しました。
    初めて聴いたサン・サーンスの2番も自然に心に入ってきました。郷古さん(18歳!)の純粋なサウンドの素晴らしさには、語る言葉が見つかりません。
    マエストロ下野さんの楽しいお人柄もあって、コンサートがあったかい雰囲気に包まれていましたね。

    (ご挨拶が遅れました。初めて投稿する名前ですが、mitchintoshより改名しました。どうぞよろしくm(__)m)
     

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