毎年7月は吹奏楽コンクールが地区大会から始まり、これから全国大会が開催される9月までの間はボルテージが一気に高まる季節です。山形では来週17、18日が地区大会で、参加団体はあと1週間に迫った本番に向け、練習に励んでいます。
昨日と今日は市内と近郊の中・高校で吹奏楽のクリニックを行いました。トランペットパートのレッスンをする事も多いですが、最近は金管セクションや合奏指導も増えてきました。今年度からは規約が一部改正され、演奏者(学校の場合、部員)の数に応じてエントリーするカテゴリーが決められるようになり、例えばこれまで多くの部員を抱えながらもあえて小編成部門に出場していた学校などは大編成にエントリーしなければならず、また、基準の人数ぎりぎりの団体は、最大50名の大編成部門にエントリーすると人数的に不利になるなど、さまざまな問題もあるようです。
一般的にはやはり人数が多い方が有利との考え方もありますが、音楽の本質と編成は関係ないのではと私は考えています。重要なのは演奏する音楽を正しく理解し、その本質を美しく表現することなのではないでしょうか・・・