今年度からの山響の新たな取り組みとして、スクールコンサートのほかに中学校、高校を対象とした吹奏楽クリニックが県内各地で開催されています。このプロジェクトは、山形県との共同企画で今年度からのスタートし、山響のプレイヤーが吹奏楽の指導をする事で県内吹奏楽のレベルアップを図ることと、子供達との交流を深め、音楽ファン、山響ファンを増やしてゆく事に繋げるという大きなものです。J1すでに行われている青少年たちとの交流事業に似ているかもしれません。年度当初は開催も少なかったですが、コンクールが終わってからはクリニックの依頼も増え、今日は庄内地区でのクリニックのために鶴岡市まで行ってきました。この地区は昔からレベルが高い地域ですが、これまでレッスンを受けられなかった学校もあり、参加してくれた生徒たちは奏法や音楽創りについて学ぼうと真剣な面持ちで臨んでいました。個人的にレッスンやクリニックを行うことも多くありますが、オーケストラとしての事業でクリニックを行うことは山響としては例がなかったので、このようなプロジェクトが今後も長く続いて行く事を私たちも望んでいます。
お久しぶり(のコメント)です。(^^)
大変興味深く読ませていただきました。
吹奏楽コンクールでは、プロの方々が審査員として講評をしてくださいますが、生徒達は、そのときのアドバイスを貴重な助言として、真剣にメモを取るなどして聞いている姿を見ることができます。
でもそのアドバイスを、コンクール演奏後の講評としてではなく、練習の時に直接教えていただけたら…という思いもありました。
山響という身近なプロの方々から、直接ご指導を受けられるという経験は、吹奏楽に取り組んでいる生徒の皆さんにとっても、今の部活のためだけではなく、いろんな意味でとても価値のある体験になるでしょうね。