今日で7月も終わりです…結局、今年も猛暑でしたね。
毎年この時期は全国的に吹奏楽コンクールが各地で行われ、毎日の練習の成果を発揮せんとボルテージが高まります。山形県でも昨日から県大会が開催され、私がレッスンで関わっている山形第六中学校も良い成績で東北大会へ進むことが出来ました。もちろん、参加した他の学校もそれぞれ個性あふれる演奏で、多くの吹奏楽ファンを楽しませていました。今日は中学校部門の一日でしたが、いろんな意味で面白く、充実しているのがこのカテゴリーと言われていて、私たちプロの演奏とはまた違った純粋な響が魅力的です。私も子供たちの迫真の演奏を聴いていて、あらためて音楽の素晴らしさを実感した一日でした。
連日暑い日が続きます…今日は天童市民文化会館で日本財団の提供による「海の日」記念チャリティーコンサートです。プログラムはリムスキー・コルサコフの「シェエラザード」をメインに、山形出身のソプラノ歌手である松倉とし子さんをソリストに迎えた親しみやすいコンサートです。昨日は山形テルサでのリハーサルでしたが、幾分疲れ気味のオーケストラも元気いっぱいの飯森監督の指揮でカラフルなサウンドを奏で、先程までのゲネプロも好調を保っています。今回のヴァイオリンソロは犬伏さんですが、シェエラザードのソロを素晴らしく演奏するコンサートマスターが高木さん、犬伏さんと2人もいるなんて、山響って良いオーケストラですよね。また、管楽器のソロも素晴らしい出来で、今夜の本番が楽しみです。今は天童市内のカフェで休憩中ですが、もの凄い雷雨が襲って来ました…停電で本番中止…なんて事にはならないでしょうね…
今日は福島県いわき市でヤマト運輸主催の「音楽宅急便 クロネコファミリーコンサート」です。スポンサーのヤマト運輸は長年にわたって全国でこのコンサートを展開していて、近年は地域の子供たちとの共演も含んだ出演者と聴衆がともに楽しめるコンサートになっていて、多くの聴衆から親しまれています。今日もさまざまな曲目と企画が盛り込まれており、楽しいコンサートになりそうです。ところで、今日は海沿いであるいわき市もとても気温が高く、車載の温度計はなんと41度を指しています・・・もちろん、路面の温度を感知しているのでしょうが、こんな数字は初めて見ました。夕方になり少し気温が下がってきましたが、連日の猛暑でさすがに体力が落ちますね・・・でも本番、がんばります！
今年前半のスクールコンサートが今日で終了しました。今日の山形市の最高気温は34度と、東北内陸部特有の湿度と動きの少ない空気が特徴ですが、空気そのものは澄んでいて、目に入る光は鮮やかです。
今日は午前中に天童南部小学校、午後に山形第6小学校の、それぞれ体育館でのスクールコンサートでした。午前中のコンサートではかつてお世話になった先生が校長先生として溌剌としたお仕事をされていて、終演後久しぶりに交わした言葉にはお互いのさまざまな思いが浮かび、時の流れも感じました・・・
午後の山形6小でのコンサートでは、5年生の児童が作曲した交響曲の第4楽章が演奏されました。この幼い作曲家は独学で作曲を勉強し、すでに交響曲を4曲も作曲しています。私は今日のスケジュールにこの曲が入る事を知らされた時には、少なからず疑念を持ったものですが、リハーサルしてみると未熟な部分も当然あるものの、才能の煌めきを感じさせる瞬間もとても多くあり、将来を感じさせる作品である事を認識しました。山響のメンバーも近年稀に見る猛暑の中での演奏でしたが、この新しい作品を全力で演奏し、作曲者も自ら記したスコアが初めて実際に演奏されてゆく様を感嘆の表情で聴き入っていました。小学生が作曲した音楽をプロオケが演奏会で取り上げる事は、おそらく山響以外では考えられないでしょう。今日の感激がさらなる勉強への意欲となり、自らの夢と希望を叶えてくれるよう、心から願います。
今日も暑かったですね・・・群馬県館林では38.9度もあったそうで、まさに猛暑（Intense heat）です。
こんな日も山響は酒田市内で2ステージのスクールコンサート・・・でも午後の酒田1中では今日になって酒田市総合文化センターに会場を変更していただき、涼しいホールで演奏会ができました。当日になって会場が変更になった事はあまり記憶にありません・・・通常はホール借用に際してはさまざまな手続きを経なければならないのですが、この対応の早さは素晴らしい！ おかげで快適な環境で演奏ができ、何より聴衆の生徒達が心地よい時間を過してくれた事が本当に良かったです。これこそ「教育的配慮」ですよね。関係者の方々に心から感謝です。
明日も天童市内、山形市内で2ステージです。明日の予想最高気温は35度・・・どうなるのでしょうか・・・
山形に戻りました…昨日はオーケストラ協議会の会議、今日は名古屋法律事務所で弁護士の先生と現在抱えている問題に付いてミーティングを行い、午後に空路で帰路に付きました。それにしても名古屋は暑かったです…都市型の熱波というか、粘り着くような空気が堪らなかったです。山形もこれから夏本番ですね！体調に気を付けてがんばります！
第206回定期が終りました・・・今回は負担の大きいプログラムで、モダントランペットとナチュラルトランペットを吹き分け、さらに西村 朗さんの新曲の初演、レコーディングと心理的、肉体的ともにとても消耗しました・・・毎日疲れてしまい、このエッセイの更新も今日までできませんでした。
演奏はどれもよく錬られたもので、西村さんの新曲は極限まで繊細を追求し、悠久の時の流れが素晴らしく表現されていたと思います。ラヴェルのピアノ協奏曲は、永田美穂さんの軽やかで色彩感のある音色と、山響の管楽器のソリスト達が織りなす弾けるような音楽が印象的でした（「のだめ」を思い出しました）シューマンは金管全員とフルート、ティンパニがオリジナル楽器を用い、演奏は困難ではありましたが、充実していた演奏だったと思います。細かなミスなどはありましたが、音楽的な達成度はある程度得られたのではと考えています。個人的には悔やまれる箇所もあり、今後自らの技量をさらに向上させなければと感じました・・・
今日はMUJオーケストラ協議会の会議のため、名古屋へ向かいます。梅雨明け後の猛暑が待っているのでしょうね・・・
・・・といっても楽譜の事ではありません。3月の手術以降、毎月一度の定期診察を受けるため先ほど山形市北町にある井上クリニックに行ってきました。先月の受診時に行った血液検査の結果を聞きましたが、どれも基準値を大きく下回っていて、特に中性脂肪は基準値の半分以下で、コレステロールのレベルや肝機能も大変良い結果で、VG（very good）の判定をいただきました。日々の健康管理の成果です！退院以降も脂肪、糖分、塩分の余分三兄弟を極力抑え、体重も67kg前後を保っています。ここ数年は72kg前後を基準としていましたが、発病直前は75kgまで増えていました。60kg台を保つのは難しそうに思えましたが、もう慣れましたね。でも、アルコールは普通です・・・（ビールの量は減りました）今後は運動をして筋肉を強くし、引き締まった体を作りたいと思うのですが、時間がありません。唯一困った事は、服がだぼだぼになってしまい、とくにデニムやチノパン、Tシャツなどは買い直さなければなりませんでした。でも体が軽く、演奏をするのも楽になりました。今日はこれからバイオリンとチェロ奏者を募るオーディションが行われます。弦楽器セクション以外は夕方からの出勤で良いので、それまで気持ちも新たに定期の曲を練習しようと思います。
毎年7月は吹奏楽コンクールが地区大会から始まり、これから全国大会が開催される9月までの間はボルテージが一気に高まる季節です。山形では来週17、18日が地区大会で、参加団体はあと1週間に迫った本番に向け、練習に励んでいます。
昨日と今日は市内と近郊の中・高校で吹奏楽のクリニックを行いました。トランペットパートのレッスンをする事も多いですが、最近は金管セクションや合奏指導も増えてきました。今年度からは規約が一部改正され、演奏者（学校の場合、部員）の数に応じてエントリーするカテゴリーが決められるようになり、例えばこれまで多くの部員を抱えながらもあえて小編成部門に出場していた学校などは大編成にエントリーしなければならず、また、基準の人数ぎりぎりの団体は、最大50名の大編成部門にエントリーすると人数的に不利になるなど、さまざまな問題もあるようです。
一般的にはやはり人数が多い方が有利との考え方もありますが、音楽の本質と編成は関係ないのではと私は考えています。重要なのは演奏する音楽を正しく理解し、その本質を美しく表現することなのではないでしょうか・・・
山形に戻りました・・・多忙な毎日でしたが、楽しくもあり、充実していたと思います。
7日には私のルーツである見附市での公演があり、本番前の午前中には市内を周り、自分と繋がりがある街の空気を感じる事ができましたし、先祖からの菩提寺である明仁寺を訪れ、見附〜名寄とつながる長い間の時の流れに思いを馳せ、心穏やかな時間を過しました。
翌8日は午後の公演が終って新宿のMUJ本部まで会議のため往復しました。関越トンネルを何度走ったか数え切れないほどです。そして昨日は新発田市内で猛暑の体育館で演奏し、山形に戻り生徒の個人レッスン・・・さすがに疲れましたが、学生時代からの親友Nが仕事で山形に来ていたので、いつものお店で談笑し、爆睡でした。
今日はゆっくり休みたいところですが、来週に迫った吹奏楽コンクールのため、クリニックが3件あります。定期のシューマンと西村さんの新曲も準備しなければいけませんし、休む時間がありません・・・