on tour “Amadeus”

8年がかりの大プロジェクト「アマデウスへの旅」も今回の公演で旅の半分を終えました。あと4年が過ぎて最終回を迎える頃、山響はどんなオーケストラになっているのでしょうか・・・私は55歳になっているはず・・・元気で現役生活を送れていたら幸せですね。

今回は何といっても「魔笛」のソリストと合唱の素晴らしさに尽きます。特に安井さんの「夜の女王」は最高のパフォーマンスでした。それに皆さんとても素晴らしい方々で、お疲れのところを終演後の交流会にも快く参加していただいて、聴衆の皆さんもとても満足されていました。オーケストラも歌の細かなニュアンスに寄り添うような音色を出していましたし、特に弦楽器の響きが美しかったですね。私たち金管セクションは古典楽器を用いてのオペラは初の経験でしたが、やはり効果絶大でした。強奏時にもタイトな響きを保つ事ができ、モダン楽器のように音量が出過ぎる事もなく、個性を出しながら全体の響きに調和するという、まさにモーツァルトの音楽にピッタリでした。

今週は山響はオフで、レッスンや休養を中心に過ごす予定です。街に積もった雪も少しづつ消えてゆき、春もすぐそこまで来ていますね。

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