on rehearsal

週末に迫った定期公演のリハーサルが今日から始まりました。指揮は古楽のスペシャリストとして国際的な活躍を続ける鈴木秀美さんです。鈴木さんは昨年4月の定期公演に初めて客演され、私たちのハイドンに対する考え方を改めさせ、その温かで魅力的な人柄とあいまって山響から素晴らしい響きを引き出してくれました。今回もハイドンの第100番「軍隊」とシューベルトの第1番、それにご自身の独奏でボッケリーニの協奏曲を引き振りと、素敵なプログラムです。ハイドンの第100番は、打楽器奏者を4人も使うように書かれていて、シンバルやトライアングルなどが活躍するほか、第2楽章には私のパートである第2トランペットに軍隊ラッパのフレーズを吹くソロがあります。写真は今日のリハーサル会場での打楽器セクションですが、大小さまざまのトライアングルとビーター(バチのことです)から最も適したものを選びます。ほんの少しの違いが大きく音色を変えるので、打楽器のメンバーは何度も響きを慎重に吟味していました。本番でどのような響きになるか、楽しみですね。

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