Haydn

リハーサル二日目、今日と明日は文翔館議場ホールでのリハーサルです。鈴木さんのリハーサルは、これまで古典のレパートリーについて私たちでも気が付かなかったような楽譜に対するアプローチや、演奏法などの解釈を明確にしてゆき、オーケストラから捥ぎたての果物のような新鮮な響きを引き出してゆきます。管楽器も時にはカラフルで、しかし一瞬でモノクロのように響きを変えたり、ハイドンが意図したであろう音楽が空間いっぱいに拡がるのは、とても楽しいものです。聴衆の皆さんには本番の演奏を聴いていただくのですが、私たちはリハーサルの三日間をこんな風に「楽しい音楽の時間」として過ごしています。嬉しい事ですね。