今日も寒いです…日本海側は大変な事になっています。
午後からは山形北高でレッスンの予定でしたが、大雪のため早期下校の措置がとられ、休講になってしまいました。明日からはモーツァルト定期のリハーサルが始まりますが、今日の時点でJRのダイヤが乱れていて、飯森さんとエキストラの皆さんが無事に山形まで到着できるか見通しが立ちません。東北新幹線で仙台まで来てもらい、事務局がマイクロバスで送迎する事になりそうです。
MUJ(日本音楽家ユニオン)は個人加盟の職能労働組合です。労働組合にはいくつか種類があり、「単組(たんそ)」と呼ばれる会社単位の組合と、業種別の組合(自動車労連とか金属労協など)に分かれます。MUJの場合は業種別の組合で(ユニオン、と呼ばれる組合は業種別、産業別の組合を指すことが多いです)オーケストラ協議会はMUJに加盟するオーケストラユニオンによる内部組織で、山響のユニオンもオーケストラ協議会を構成する一つです。
今日はその山響ユニオンが毎年一度開催する定期総会でした。活動は労働条件や環境改善、行政対策など多岐にわたり、演奏を行いながら定期的に会議を開き、オーケストラの発展のために運動しています。ユニオンや組合の力が弱くなっていると言われて久しいですが、音楽の世界では未だ達成されていないことも多く、音楽家が結束して社会的な活動を続ける必要があると思いますし、文化活動を自らの手で守り発展させるという自覚を持ち、芸術活動に携わることが重要であると考えます。不況や震災で、文化活動を続ける事への是非が論じられているほか、オーケストラへの助成は必要ないという無理解を示す政治家が一部にいることは残念ですが、良い演奏を行いながら社会活動も強めてゆく必要性は、やはり大きなものだと思います。
今日もまた雪・・・真冬日が続きますね・・・昨日の宴会のあとは久しぶりに爆睡したせいか、早く目が覚めました。朝食前に温泉に入り、しばらくボーっとしているとまた眠りそうになります。山形に暮らすようになって30年近く経ちますが、赤湯温泉に来たのはこれが初めてです。大浴場の露天風呂は雪を見ながらゆっくり暖まることができ、最高の気分です。泉質は「赤湯」といわれるほど赤くはなく、蔵王の硫黄泉に比べても軽めで肌に優しく感じます。温泉街の雰囲気も肘折や銀山を小さくしたような感じで、どことなく昭和の雰囲気が漂います。蔵王や上山も素晴らしいですが、赤湯温泉もオススメです。ぜひ一度お試し下さい。
今日は少しだけ晴れ間がのぞきました…午後からは明日、南陽市で開催される「0歳児からのコンサート」のためのリハーサルがありました。これは数年前から山形県の企画により続けられているもので、親子連れの皆さんにも気軽に楽しんでいただけるように、さまざまな「仕掛け」があります。
夕方からは南陽市赤湯温泉に移動し、宮内高校(現・南陽高校)吹奏楽部OB会に出席しました。宮内高校は今から20年前に赤湯園芸高校と合併し、南陽高校として生まれ変わりましたが、私は初めて山形に来た1983年から10年以上この学校の吹奏楽部を指導していました。OB会は初めての開催でしたが、20数人が参加し、30年近く前の思い出話に花が咲き、40代後半に差し掛かったかつての生徒たちと楽しい時間を過ごしました…
2012年がやってきたと思ったら、もう1月も終わり近くなりました・・・振り返ると年末年始も結局忙しく、またお酒の量も減りませんでしたね・・・
今日は毎年恒例の健康診断がありました。通常は3月上旬に行われるのですが、今年は2月と3月がとても忙しく、健康診断を入れる日程が空いていないのです。検診自体はいつでも良いと思うのですが、1月中だと年末年始の体調(つまり、飲み過ぎ食べ過ぎ)を戻すことができないまま検診を受ける事への恐怖というか抵抗が少なからずあるのかな、と思っています(私だけでなく)個人的には若干、体重が増えましたが最近の生活を考えると少しの増加で済んでいる考えています。でも、血液検査のスコアが悪くなっている可能性はあるでしょうね・・・最近は飲み会の席でも親の介護や病気、更年期ネタ、成人病の話題などで盛り上がっている事も多く、健康に気を遣わざるを得ない年代に入っているとあらためて感じています・・・
ここ数日の寒波は、北陸を中心として関東地方まで雪を降らせています。ニュースではスリップ事故や転んで怪我を負った映像がたくさん報じられています。こんなに多くの雪が降るのは久しぶりですね…
今日は文翔館でリハーサル、明日は新庄市内でスクールコンサートです。山形県内でも有数の豪雪地帯である最上地方に出向くのは大変ですが、無事に仕事を終えて安全に帰って来たいものです…
昨日のコンサートの疲れが残る中、今日は9時半の定時に事務局に出勤しました。楽団員としては定期公演最終日の翌日は公休日なのですが、ゼネラルマネージャーとしては出勤になります・・・でも、勤務状況は自分でコントロール出来るように任されていますので、無理をしないように気をつけています。
今日はどうしても終わらせなくてはいけない仕事がいくつかあったので、午前中はスタッフとの打ち合わせなどを行い、結局夕方まで仕事をしました。同時に調子の悪くなったMacBookProのメンテナンスも並行して進めました。数日前にマシンを起動したら全く反応がなく、リカバリーも出来ない状況に陥り、500ギガバイト近いハードディスクの中の膨大なデータが失われてしまっては仕事にならないばかりか、個人的なデータもたくさん保存されているので久しぶりに本当に焦りました。その日は夕方までかかってデータの復旧に成功しましたが、ハードディスクが寿命を迎えているのは明らかで、新品を取り寄せて交換する事にしました。今のアップルのマシンは、自分である程度のメンテナンスやカスタマイズが可能なように設計されていて、メモリーやハードディスクの交換は手順を間違わなければ容易く行えます。万全を期すためにバックアップを外部ハードディスクに取り、マシンを分解していきます。MacBookProは背面のパネルが簡単に脱着でき、ハードディスクの交換も20分ほどで完了することができました。ハードディスクは日立製の750ギガバイトのものを装着し、アクセスも速くなりました。マシンを組み立て、バックアップしてあったデータを戻し(3時間以上かかりました)無事に終了です。この作業はほとんど午後いっぱいを要しましたが、その間はiPad2で何ら不自由なく仕事ができました。本当に便利な世の中になったと思うと同時に、常にデータのバックアップを取らなければ、と強く感じた一日でした。
今日は二日目、天気もまずまずで、やはり今日の方がお客様が多かったです。リハーサルは12時から14時30分までで、昨日の本番で微妙な出来だった箇所を修正して録音してゆきます。リハーサルというよりはレコーディングセッションといった方が良さそうですが、本番以上のプレッシャーが加わる中、みんなタフな精神状態で録音を進めていきます。オクタヴィアレコードの江崎社長や松田ディレクターは、世界中のオーケストラのレコーディングに関わり、極めて鋭い耳を持っていますが、彼らにも私たちの演奏も何とか好感を持っていただいているようです・・・
本番はレコーディングの疲れもみせないパワフルで良い響きでした。今年度のプログラムは難解な曲が多いとのご指摘もありましたが、先週の映画音楽や今回のような名曲による華やいだコンサートはやはり楽しいですね。
写真はテルサのバックステージに設置されたレコーディング機材とスタッフ、そしてプレイバックを聴く楽団員です。