Murayama

モーツァルト定期の二日目は村山市民会館です。私は今日はお休みをいただいていますが、この会場も思い出深い場所です・・・

村川千秋さんが音楽監督・常任指揮者だった頃は、かならず「村山定期演奏会」として毎年定期演奏会のプログラムを翌日に持ってくることが常でした。ホールは大きくはないのですが、ショスタコーヴィチの5番(1985年)マーラーの1番(1992年)など、大編成のプログラムもしばしば演奏したものです。また、1995年からは毎年1曲ずつシベリウスの交響曲を取り上げ、2001年まで連続して全交響曲と管弦楽曲、協奏曲などを演奏しました。1998年の第4番や2001年の第7番などは東京でも演奏し、村川さんの芸術の集大成と言える演奏が絶賛されました。今年も12月の定期には再び山響の指揮台に村川さんは登場します。第200回定期の「カレリア組曲」の演奏はまだ記憶に新しいですが、それを上回る演奏が期待されます。考えるだけでワクワクしてきますね!