定期演奏会も全て終わり、鈴木秀美さんとの古典音楽への旅はとても楽しく、音楽家としてとても満足できるものでした。山響にとっても新たな響を身につけたと言える一週間だったと思います。終演後は竹谷容子さんの送別会が行なわれ、鈴木秀美さんをはじめほとんどの楽員が参加し、たくさんの思いで話などで盛り上がりました。でも決してしんみりする事なく、容子さんのキャラクターのように爽やかなひとときでした。また、これは他のオーケストラではまずあり得ないと思いますが、写真が趣味の楽員が、新旧さまざまな写真や楽員、スタッフ、指揮者みんなの写真をまとめた「卒業アルバム」を作り贈呈しました。これは退団する楽員に贈るのが恒例になっていて、みんなの友情や仲間意識の強さを表していると思います。容子さん、32年間本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
本当に素敵な演奏会、ありがとうございました。交流会で竹谷さんのお話を聞かせていただくこともでき、山響の方々のfriendshipの温かい雰囲気が伝わってきました。
演奏では、いつかは聴きたいと思っていた鈴木秀美先生の音楽を楽しく味わわせていただきました。鈴木先生も楽団員の方々も「音楽すること」を心から楽しんでいらっしゃるのが伝わってきて、聴いている私たちも楽しかったです。
Satohさんのソロは、本当に「軍隊」のラッパという雰囲気でしたが、それでも温かな音色を感じながら聴かせていただきました。
古楽器での素敵な演奏は、揺るぎない「山響らしさ」の1つですね。ナチュラルトランペットをいち早く取り入れ、その礎を築いてくださったお二人に、ファンとして心から感謝です。
いつもながら、聴きに行って本当によかったです。