バッハの大曲、「ミサ曲 ロ短調」のリハーサルが今日から始まりました。山響がこの曲を取り上げるのは三回目で、最初は今回と同じ中新田バッハホールでクリスマスの日でした。この頃私は第一トランペットを多く演奏していて、とにかく高音が多く苦労したのを覚えています。次は山形テルサホールでの山響特別公演で、クリスチャンである黒岩英臣先生の入魂の指揮ぶりが今も強く心に残っています。そして今回は充実した弦楽器のサウンドを中心に、管楽器のソリストたちの煌びやかな響きが素晴らしく、震災後の補修工事が完了し、さらに素晴らしくなったホールにどのように響くかとても楽しみです…
山響によるロ短調ミサ、聴き応えがありそうですね。私はチケット売り切れという素晴らしい理由により、聴くことはできませんが。
山響トランペットのお二人が高らかに歌う”Gloria”や”Dona nobis pacem”、コルノ・ダ・カッチャを使用されるという”Quoniam tu solus sanctus” 等々、金管セクションファンの私としては、考えただけでたまりません。
また、ソロをうたわれるソプラノ歌手の菅英三子さんは、小澤征爾氏のマーラー2番「復活」のCDでもソロを歌っていらっしゃる美声の持ち主で、私は彼女のファンでもあります。
チケットを手に入れた方は、必ず聴きに行ってくださいね。