昨夜(じゃなくて今日の午前3時まで)Macで書き上げた放送台本を持って午前中はFM山形で収録でした。毎回2週分の収録をしますが、今回は台本を書く時間が足りなく1週分だけになりました・・・おかげさまで番組は好評のようで、新年度も継続が決まり、相方の大屋さんと新しい企画を考えたりしていますが、番組の情報を迅速に伝えるためにFacebookを使う事になり、早速私が作成しました。まだオープンしたばかりで内容が少ないですが、いろいろな情報を積極的にリリースしたいと思います。リスナーの皆さんのリクエストやご感想なども大歓迎です。Facebookのアカウントをお持ちの方はぜひアクセスして「いいね!」をクリックして下さい。お待ちしております。
月別アーカイブ: 2013年2月
Lesson
#18 Amadeus
「アマデウスへの旅」第6年の演奏会が終わりました。通算すると18回目になる今日の演奏会は、これまでの中でも最高レベルの演奏だったと思います。これほど透明感と色彩感があり、合唱のクオリティも高い演奏はそうあるものではありません。マエストロもとても満足そうな表情を浮かべていました。旅の終わりまであと二年…来年度も期待できますね!
K.427
K.81
WAM
始まったころは「8年がかりのプロジェクトって・・・」とか思っていたモーツァルト定期も、今週土曜日の本番が終わると6年目が終わったことになります。今回は初期の交響曲と大ミサ曲を演奏しますが、交響曲は7割くらいは演奏したでしょうか。あと2年間で完結なんて、本当に時間が経つのは早いです。今回私は演奏せず、GMとして後方支援(広報も?)ですが、少し離れて自分のオーケストラの演奏を聴くと、ステージで一緒に音を出していた時とは違ういろいろな発見があります。飯森マエストロも元気いっぱいでメンバーに的確な指示を出し、リハーサル会場の文翔館議場ホールの空気がどんどん変わってゆきます。こうしたクリエイティヴな瞬間を見るのは楽しいですね・・・自分が演奏していなくても楽しい気持ちになれるのは、モーツァルトの音楽の魅力の1つでしょう。明日からは素晴らしいソリストと最近とみに評価の高い合唱団、アマデウスコアが合流してテルサホールでリハーサルです。ピュアな声をまた聴くことができるのはとても楽しみです!
The consecutive holidays
9日から昨日まで、リハーサルと本番でしたが世の中は3連休だったんですね・・・昨年度から2月、3月が10月や11月のような忙しさで、月間出勤日数いっぱいに働いています。昔は2月なんか凄く暇で、休養や歯科治療など、体のケアをする時間もたくさんありました。今では年間ほとんど稼働しているような状態で、仕事があることは素晴らしいのですが体調管理が難しくなってきています。特に交代勤務がまったっくと言って良いほど叶わない弦楽器セクションの楽員は本当に大変です。明日からはモーツァルト定期のリハーサルが始まります。良い演奏を期待するのはもちろんですが、故障者や病欠が出ないよう、祈らずにはいられません。
Good old day
「親子でたのしいオーケストラ」全4公演のうち半分が終わりました・・・
今日の会場は山響が創立した頃にオープンし、2001年4月に完成した山形テルサに移るまで山響の主たる定期会場だった山形市民会館でした。私は3月末でオーケストラの演奏からは離れますが、入団から17年間は時々山形県民会館も使用したものの、ほとんどの定期演奏会をこの山形市民会館で演奏してきたことになります。テルサに移ってからはほとんど2ndを中心としたセクションプレイでしたが、1991年から2001年までは、ほぼ私が1stを演奏していました。ゲネプロ前にステージに上がり、久しぶりにかつての自分の席に着き、前を見ると客席全部が見えます。ウォーミングアップを始め、自分の音がホールに響くのを聴くと昔の記憶がどんどん思い出されて、とても懐かしくなりました。90年代は私も若く、山響も発展途上のオーケストラで、みんながんばっていましたが、どこかのんびりした雰囲気もあったように思います。それでも時々は大きな編成の曲も演奏しましたし、「展覧会」や「マーラー5番」などのソロは忘れられない思い出です。本当に充実していて楽しかったですね・・・ここで演奏できなくなることは、やはり残念に感じています。
定期演奏会の会場がテルサに移ってからは、自分の立場も変わり、忙しさも格段に増し、自分の演奏の事以外の仕事も増え、公私ともに厳しい場面もしばしばあり、山響としては爆発的な進化を遂げることができましたが、この10余年を振り返ると個人的にはさまざまな想いがあります。良くここまで続けて来れたなと・・・市民会館に響く山響の音はテルサと比べて良いとか悪いとかではなく、違う個性があります。オーケストラの中に交差する自分の響きを感じながら、そんな事を考えていました。