今月はリハーサルが12回、本番が11回と、3月としては異例の忙しさです。震災復興関連や親子、子育てコンサートなど、これまで少なかったような分野でのコンサートが飛躍的に増えたのがその理由ですが、定期演奏会に来れない環境にある方々も気軽に山響の演奏に触れることができるのはとても良いことだと思います。今日は天童市民文化会館で、もと「歌のおねえさん」神崎ゆう子さんをゲストに迎え、トークと歌、そして市民の皆さんによる合唱で盛り上がりました。神崎さんは私が学んだ武蔵野音大の後輩にあたり、彼女の姉でパーカッション奏者の圭伊子さんとは同級生です。ゆう子さんとは2010年3月にも共演の機会がありましたが、私は退院したばかりだったので出演できず、お会いすることができませんでした。「歌のおねえさん」からは少し時間が経ちましたが、ノリの良いトークと会場を引っ張るパワーはますますアップした感があり、満員のお客様も満足していただけたのではと思います。明日は山辺町でファミリーコンサートです。「県内どこでもドア」状態の山響は素晴らしいオケですね!