今日は二日目、天気もまずまずで、やはり今日の方がお客様が多かったです。リハーサルは12時から14時30分までで、昨日の本番で微妙な出来だった箇所を修正して録音してゆきます。リハーサルというよりはレコーディングセッションといった方が良さそうですが、本番以上のプレッシャーが加わる中、みんなタフな精神状態で録音を進めていきます。オクタヴィアレコードの江崎社長や松田ディレクターは、世界中のオーケストラのレコーディングに関わり、極めて鋭い耳を持っていますが、彼らにも私たちの演奏も何とか好感を持っていただいているようです・・・
本番はレコーディングの疲れもみせないパワフルで良い響きでした。今年度のプログラムは難解な曲が多いとのご指摘もありましたが、先週の映画音楽や今回のような名曲による華やいだコンサートはやはり楽しいですね。
写真はテルサのバックステージに設置されたレコーディング機材とスタッフ、そしてプレイバックを聴く楽団員です。
まさに「満喫」しました!ニューイヤーコンサート。本当に濃い内容の演奏会でしたね。音楽で心もお腹(?)も満たされ、HAPPYに山響との1年をスタートできました。(私は21日に聴きにいきました。)
幕開けは「『軽騎兵』序曲」のトランペットのファンファーレ、最後は学生さん達バンダが加わっての「タンホイザー」や「アイーダ」。客演の方を入れて10名ものトランペット奏者が登場されて、本当に華やかでした。
帰りの高速バスの中でも頭の中で、ずっとトランペットが鳴り響いていました。やっぱりトランペットは、オーケストラの“華”ですね。
飯森さんのトークで、世界大恐慌のさ中にも「文化の灯だけは灯し続けよう」とがんばったハリウッドについて語られていましたが、そのようなお話から、今まさに震災からの復興を目指す中で、音楽という文化活動に携わることの大切さを感じました。そのような山響の活動を、今年も今まで以上に熱く応援していきたいです。
また、私もアマチュアながら演奏活動を行なっている一人です。使命感をもって歌っていきたいと思いました。