Kahoku

戴冠式ミサを含む第198回定期演奏会も、たくさんの聴衆の方々に支えられ、素晴らしい演奏会になりました。今日は同一プログラムで、山形市から北西に40分ほどの河北町(かほくちょう)でこれから本番です。昨日のテルサでの定期は、透明感のある合唱が素晴らしく、オルガンとバロックトロンボーンの神々しい響きは、ヨーロッパの教会を思わせるようでした。前半の2曲の交響曲と戴冠式ミサとを合わせても、先週のブルックナー第3番の演奏時間には及びませんが、やはりモーツァルトを奏でる時間は、特別なひとときです。
今日、演奏する「サハトべに花」と名付けられたホールは、音楽ホールとしての利用も考慮された設計で、残響はテルサよりも長いように感じます。山形には米沢、新庄、余目、天童、高畠などにも響きのよいホールがあり、響きの違いを楽しむのも演奏者の楽しみの一つです。

きっと今日もアマデウスの世界が豊かに拡がることでしょう!

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