東日本大震災から2年・・・いまだ復興にはほど遠く、原発もまったく収束したとは言えず、この先どうなるのかはわかりません。避難している方々のストレスも限界を超えていることと思います。政府は株価が上がって経済が上向いていると言っていますが、そんなことが復興や個人生活にどれだけ反映されると言うのでしょうか・・・
月別アーカイブ: 2013年3月
Sakata
The final
Trumpet Gangs
Terrsa
リハーサル全て終わりました。あとは明日からの本番を楽しみながらじっくり味わうだけ…落ち着いてしっかり、いつものように演奏できれば良いですね。
Arnold
今回は私は後半のメンデルスゾーンが出番ですが、前半にも素晴らしい音楽ですがあまり演奏されない曲が並んでいます。ドヴォルザークの交響詩「運命の歌」はいかにもボヘミッシュで、マーラーなどに通じるオーケストレーションの妙技をみることができます。また、アーノルドの「4つのスコットランド舞曲」は吹奏楽で演奏される事のほうが多い曲で、私も大学時代に演奏したことがありました。こちらは映画音楽風なフレーズも出てきたり、金管が咆哮する場面もあり、楽しく聴ける曲です。今回は2人の指揮者で3曲を演奏しますが、最初から最後まで音楽の違いをたっぷり楽しめる構成だと思います。
Rehearsal
今日からリハーサルです。今回は今日と明日を文翔館で、7日からテルサに移りリハーサルと8、9日が本番、10日は酒田市民会館で本番と、山響定期の中で最も長いスケジュールです。私が演奏するメンデルスゾーンの「スコットランド」は、前回はかなり前ですが黒岩英臣先生と演奏したように覚えています。かなり熱のこもった、まさにロマンティックな音楽だったように思います。メンデルスゾーンはモーツァルトのように早熟の天才と言われていますが、その音楽は幸福感に包まれたものが多く、流れの良いフレーズと色彩感にあふれた和声が特徴です。本来はナチュラルトランペットでの演奏がふさわしいと思いますが、モダントランペットでもクリアで力の抜けた軽やかな響きが出せれば音楽と良く合うでしょう。仕上がりが楽しみですね。
Monday
明日からのリハーサルと8〜10日に迫った定期演奏会に向け、練習や準備をするために今日は事務局をお休みさせていただき・・・と、思ったら午前中緊急の会議が設定され、午前中だけ出勤してしまいました。明日からは前半は井上、松岡で演奏し、後半のメンデルスゾーンを井上、佐藤で演奏します。長い間パートナーだった井上さんと2人で演奏するのはこれで最後です・・・1992年4月に井上さんが入団して以来、21年も並んで演奏してきたんですね・・・きっと今回も絶妙のアンサンブルができると思います。
そして、今日は私が山形での一番の親友だった、ミュージックロフト代表で管楽器の名リペアマン、そしてピアノ技師でもあった前田 実さんの七回忌命日でした。彼は2007年の3月4日午前中、仕事で外出中に急な病に倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまいました・・・私にとっては本当にショックな出来事で、立ち直るのにかなり時間を必要としました。彼の仕事はいつも誠意にあふれ、お客様や友人をいつも大切にし、その周りにはいつも笑顔がありました。あれから6年・・・(七回忌などの数え方は、亡くなった日を一回目の忌日とします。つまり七回忌は亡くなった日を入れて七回目の命日となります)今日は夕方から前田さんとよく通った七日町の「魅巣亭」で彼と親しかった仲間達が集まり、追悼の飲み会をし、彼の霊に杯を捧げました。
時の差はあれ、人には誰でもいつか必ず死が訪れます。やがて来るその日まで、少しでも楽しく幸せに過ごすことが残された者の処し方となのだと思います・・・
Yamanobe
今日はたのしいひな祭り・・・なのですが、山辺町の皆さんとたのしいファミリーコンサートです。昨日の天童も満員の聴衆でしたが、今日の山辺も会場は満席で熱気いっぱいです(会場が小さい事もあるでしょうが)神崎さんは昨日であがりで、今日は山響とやまのべ少年少女合唱団、やまのべ女声合唱団のみなさんと共演でした。アマデウスコアのような感じではありませんが、ていねいに気持ちを込めた歌声は心に響きものがあります。こうしていろいろな街でさまざまな出会いがあるのは嬉しい事ですね。オーケストラは明日の休みで気持ちを切り替え、いよいよ私にとって最後の定期公演です。定期として最後に演奏するのがメンデルスゾーンの「スコットランド」って、素晴らしい曲ですが少々「渋い」かも。でも弦セクションとかいい音しそうです。木管のソロとかも期待大ですね。楽しみです!
Tendo
今月はリハーサルが12回、本番が11回と、3月としては異例の忙しさです。震災復興関連や親子、子育てコンサートなど、これまで少なかったような分野でのコンサートが飛躍的に増えたのがその理由ですが、定期演奏会に来れない環境にある方々も気軽に山響の演奏に触れることができるのはとても良いことだと思います。今日は天童市民文化会館で、もと「歌のおねえさん」神崎ゆう子さんをゲストに迎え、トークと歌、そして市民の皆さんによる合唱で盛り上がりました。神崎さんは私が学んだ武蔵野音大の後輩にあたり、彼女の姉でパーカッション奏者の圭伊子さんとは同級生です。ゆう子さんとは2010年3月にも共演の機会がありましたが、私は退院したばかりだったので出演できず、お会いすることができませんでした。「歌のおねえさん」からは少し時間が経ちましたが、ノリの良いトークと会場を引っ張るパワーはますますアップした感があり、満員のお客様も満足していただけたのではと思います。明日は山辺町でファミリーコンサートです。「県内どこでもドア」状態の山響は素晴らしいオケですね!