Mendelssohn

3日間のリハーサルが終わりました。指揮者のルバート氏は「マエストロ」というよりは気さくな普通のアメリカ人といった感じで、とてもリラックスしたリハーサルです。でも、今日はとても細かく音楽を作っていき、メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」ではかなりのこだわりを見せていました。私たちも「イタリア」を3日間かけてリハーサルするのは近年なく、これまで気づかなかった事もあったりして、なかなか興味深い3日間でした。また、ソリストの金子三勇士さんもまだ20歳の若さにもかかわらず、堂々とした弾きっぷりで、難曲であるリストのピアノ協奏曲第2番を大きなスケールで表現していて、指揮者、ソリストとも最近の山響の雰囲気と全く異なる世界を造っています。明日はきっと迫真の音楽が繰り広げられると思います。期待していて下さい!

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