今日の山形は34度でした…湿度も高く、とても厳しい一日でした。そんな市内から逃れるように蔵王に向かい、合宿中の山形中央高校吹奏楽部のトランペットパートを指導してきました。このバンドは昨年念願の全国大会への出場を果たし、東北の高校を代表するバンドの一つとして高い評価を得ています。今年は自由曲としてマーラーの第一交響曲の第五楽章を取り上げ、難所の多いこの曲を見事に演奏しています。私はオーケストラ奏者の立場から楽曲本来の演奏法や、技術の使い方などをアドバイスし、演奏がよりマーラー的になるようにレッスンをしてきました。今月末の東北大会でもきっと素晴らしい演奏をしてくれると思います。明日からは山形6中吹奏楽部の合宿も始まり、涼しい蔵王にいられる時間が増えます。北海道のように乾燥した爽やかな風は、心と体をリフレッシュするのに最適ですね！
コンクールのシーズンですね。
岩手は今日が県大会の最終日で、夕方には東北大会に出場する全ての団体が決定するはずです。
今年の岩手県大会では、震災で被災した沿岸地域の演奏が素晴らしくて、感動しました。「この子達が地域の復興を担っていくんだ」と思いながらひたむきに演奏する子ども達の姿を見るうちに、涙が出てきてしまいました。
岩手県沿岸地域の学校には、県の内外から楽器や義援金を贈っていただいたおかげで、コンクールを開催し、演奏することができたとのこと。被災県民として心から感謝します。
東北大会も来週の音楽宅急便と同じ北上のホールで行われますね。出場される皆さん、がんばってくだしいね。（と、Satohさんからもお伝えください。）