スティーブ・ジョブズの辞任発表から多くのMac仲間や友人たちとのメールで、Apple社の行く末に対する様々な考えを伺い知る事ができました。ジョブズが一線を退く事で確かにイメージ的には不安感もありますが、Apple社は彼だけが仕事をしていたのではありません。新しいリーダーのティム・クックは13年間にもわたってジョブズの側近中の側近として彼のイメージを具現化してきましたし、Apple社の歴史上、これほど長い間ジョブズに完全に信頼されていた人は他にいません。また、iPodやiPhone、そしてiPadを始めとする数々の美しいマシンをデザインした天才デザイナーのジョナサン・アイヴなど、ジョブズと頭脳を共有してきたたくさんの人材がいます。ジョブズはApple社の社員に向けたメッセージの中で、「Appleの最も素晴らしい時代はこれからやって来る」と社員を励ましクリエイティブなスタンスをさらに伸ばし続けることの重要性を示しています。こんな経営者って、これから先はもう出て来ないかも知れませんね。