今日はちゃんと出勤できました…
午前中の本番が終わって、眼科クリニックに行き、ここ2週間ほど気になっていた左目の違和感を診察してもらいました。実は私は強い近視で、30年近くコンタクトレンズを使っています。メガネで人前に出ることはほとんどないので、そう見えないかもしれませんが…最初はソフトレンズ、ハードも使いましたが異物感がなくならずまたソフトレンズに戻し、いろいろ試して近年はワンデーアキュビューを使っています。2週間交換のタイプも良いのですが、一度ワンデーを使うと手入れが面倒でもう無理です。
今回は瞼のウラ側に炎症があり、レンズを着けたまま眠ってしまう事が何時かあったので(そうです、お酒を飲んだあとです)それが原因のようです。点眼薬を処方してもらい、レンズを早めにはずすように指示されて仕事にもどりました。軽い症状で良かったですが、実は2年ほど前から老眼鏡が必要になり、近くを見るのが辛くなってきました…歳をとるのはイヤではありませんが、こういうのは不便です。老化の話題はまたの機会にたっぷりと…9月が素晴らしい月になりますように!
Failure…あまり使わない言葉かも知れませんが、「失敗」です。今日から山響は山形市内の仕事で、山形市民会館での市内小学生対象の合同スクールコンサートです。昨日もホールでリハーサルがあり、さあ今日から本番、それも家から近い市民会館…と思っていたら、今日の午前中は山辺小学校でのスクールコンサートが入っていて、昨日はわかっていたのに今朝はそれを忘れてしまいました…今週は市民会館には駐車制限があり、近くに住む私は徒歩で会場に向かう事にし、9時過ぎに市民会館に着いたら誰もいなく、その瞬間に山辺の予定を思い出し( ̄▽ ̄)( ̄▽ ̄)…自宅に車を取りに行く時間はないと判断し、直ぐにタクシーで山辺に向かいましたが、運転手さんが新人で、「山辺?…〆⌘¥&@%#$€£???」とよくわからない様子で、iPhoneのナビを頼りに道案内をし、本番10分前に何とか会場の小学校に着きました。10時からの本番には間に合いましたが、午前中のプログラムは市民会館でのプログラムと違い、一曲だけ別な楽器を使う曲があり、私はそれを持っていなかったので、その曲の演奏はは冷や汗ものでした…長年演奏していてもこんな事が起きてしまうのは、やはり不注意、気の緩みなのかも知れません。プロとしては恥ずかしい限りですが、敢えてここに書き記し、自らの戒めとしたいと思います。明日からあらたな気持ちでしっかり頑張ります。
民主党の新代表を選ぶ選挙が行われ、野田氏が新たな代表に選出され、明日の国会における首班指名で総理大臣に任命される事が確実になりました…それはそれで良いのですが、どの候補者も口を揃えて発言していた「挙党体制」って、何の事なんでしょう?そもそも1つの党なのですから原則において党員が同じ目標に向かって仕事をするのは当たり前だと私はを思うのですが、敢えて「挙党体制」と言わなければならない事の深刻さを当人たちが最も理解していないように見えます。政党であれ会社であれオーケストラであれ、多くの人からなる組織では意見の違いを始め、さまざまな相違があるのは当然です。でも民主主義の原則の1つである「多数決」は、全員で採決した結果には反対の立場でも従うという事ではないでしょうか。投票の前から重要ポストを用意しなければ支持しないとか、落選した候補を支援していたグループ(言い方が違うだけで、自民党時代の「派閥」とかわりません)が新たな代表を支持しないとか…これは「談合」と呼ばれているのと同じだと思いますが…また、どこの組織でもそうですが、日本では自分の意見をはっきり言うと「人の話を聞かない」みんなの意見を聞こうとすると「リーダーシップがない」主張が強いと「独裁」(でも、自分に都合が良い場合は「カリスマ」とか言って持ち上げる)何でも二言目には「聞いてない」…これじゃ、やってられません。いろんな意見を聞き、分析と議論を講じ、最終的な決断は自らが責任を持って人の顔色を伺う事なく自分だけで行う、という当たり前の事が誰もできませんね…国民がしっかりしているおかげで日本は持ちこたえていますが、新しい内閣がどんな仕事をするのか、期待…ではなく、もう時間がないし、失敗は絶対に許されません。政権党はもちろんのこと、全国会議員が死力を尽くしてしっかり仕事をして欲しいと強く望みます。
新しい週が始まりました・・・今週は8月も終わり9月がやってきます。いわゆる3/11以降、連日震災と原発を中心に日本は動いていましたが、気がつけば半年近く経っています。残念ながら行政はほとんど仕事ができずに「復興」以前の状況が進みません・・・今週は民主党の代表選挙があり、新たに選ばれた代表が総理大臣となり国を牽引するのでしょうが、真のヴィジョンを持って強いリーダーとして指導力を発揮するようなイメージはどの候補者からも見えてきません。おそらく、こういった混迷はもうしばらくは続くのかもしれませんが、とにかく関東大震災後の復興策に失敗し、恐慌と戦争を招いた轍だけは踏まないよう、願うばかりです。
今日は山響と山形オペラ協会の共演によるオペラの名曲を集めたコンサートが大江町で行われました。山響ではこれまでにもオペラ協会と共に数多くのオペラを上演してきましたが、今日のように小さい町でもオペラの名曲コンサートができるのは、山形ならではと思いますし、出演者もお客さまもともに楽しみながらのひと時でした。やはり、歌と一緒に演奏できるのは楽しいですね。
写真は開演前のオーケストラと、客席の様子です。
スティーブ・ジョブズの辞任発表から多くのMac仲間や友人たちとのメールで、Apple社の行く末に対する様々な考えを伺い知る事ができました。ジョブズが一線を退く事で確かにイメージ的には不安感もありますが、Apple社は彼だけが仕事をしていたのではありません。新しいリーダーのティム・クックは13年間にもわたってジョブズの側近中の側近として彼のイメージを具現化してきましたし、Apple社の歴史上、これほど長い間ジョブズに完全に信頼されていた人は他にいません。また、iPodやiPhone、そしてiPadを始めとする数々の美しいマシンをデザインした天才デザイナーのジョナサン・アイヴなど、ジョブズと頭脳を共有してきたたくさんの人材がいます。ジョブズはApple社の社員に向けたメッセージの中で、「Appleの最も素晴らしい時代はこれからやって来る」と社員を励ましクリエイティブなスタンスをさらに伸ばし続けることの重要性を示しています。こんな経営者って、これから先はもう出て来ないかも知れませんね。
病気療養中だったアップル社のCEO(最高経営責任者)スティーブ・ジョブズ氏が24日、CEO職を辞任すると発表し、後任にはCOO(最高執行責任者)のティム・クックが就任するとの報道がありました。ジョブズ氏はアップル社の共同創業者で、「パーソナルコンピュータ」という概念を確立し、Apple1、Apple2を送り出し、そして「Macintosh」で業界に革命的な衝撃を与え、今日までカリスマ的存在でした。1985年には社内の抗争で一時アップル社を離れますが、ネクスト社を立ち上げ今日のMacOSの基本になるWebObjectを創る一方、アニメーション会社のピクサーを買収し CEOに就任、「トイ・ストーリー」や現在上映されている「カーズ2」などで映画界でも不動の地位を築き上げます。ピクサーは現在ディズニーの一セクションとしてディズニーの経営の重要な位置を占めています。1990年代に入り、アップル社は経営難に陥り、他社からの買収も噂されるようになりますが、1996年12月にアップル社はジョブズのネクスト社を買収し、ジョブズは「再臨」と呼ばれる劇的なアップル社への復帰を果たします。それ以降はiMacやiPodで業績を回復させ、iPhoneとiPad、そしてより洗練度を高めたMacintoshとMacOSで世界のトップに上り詰めました。しかし2004年、ジョブズ氏は膵臓がんの宣告を受け、手術と治療を続け、数年前には肝臓移植を受け昨年から再び病気休暇に入っていました。今回の辞任は予想されていたものではありますが、やはり残念なものです。私はジョブズの長年のファンで、天才的なプロデュース力と独裁的とも言われるまでの強いリーダーシップ、そしてその人柄そのものが憧れでした。彼のプレゼンテーションや数々の発言からはとても多くのものを学びましたし、アップル社の製品は私の仕事やプライベートを支える大切なツールです。ジョブズ氏は病気休暇中も新製品の発表会などでは自らがステージに立ちアピールしていましたし、先日もクパチーノ市の議会でアップル社の新社屋の建設についてプレゼンを行っていました。今回は相当に病状が思わしくないのでしょうが、アップル社はこれからも世界をリードし続けてゆく企業だと信じています。ジョブズ氏へのこれまでの感謝と今後の幸運を祈らずにはいられません。
久々のVWネタです。4月16日に納車されたVW GOLF 6は、先週早くも15,000kmを走り、今日はディーラーで点検のために入庫して来ました。今回は5000km毎に行っているタイヤのローテーションとヘッドライトのオート機能のチェック、そして15,000毎とされているオイル交換でした。エンジンは快調で、燃費も街乗りだけでも15km/L、高速道路では18km/Lまで伸びます。先日も名古屋までの670kmを、40L程の燃料で走る事ができました。騒音レベルもとても低く抑えられているので、長距離ドライブでも快適です。GOLFには30年乗っていますが、モデルチェンジのたびに完成度が高まり、現行モデルはどのライバル車も叶わないでしょうね…仕事の後で1人静かにドライブする事は最高の楽しみの1つですが、走るたびに満足感が深まります。
今年度はスクールコンサートのためのリハーサルがとても多く設定されています。公演数は約100回を超えますが、(総公演数は160公演ほど)スクールコンサートの場合、毎回リハーサルを設定する事はスケジュール上も無理ですが、何度も演奏した曲でも時々リハーサルする事で「響きの掃除」をする事ができます。今日も一時間ほどでしたが、演奏上の僅かなひずみを修正する事ができました。鏡の前で服装や髪型、お化粧などを直すように自分の響きをチェックするようなリハーサルはやはり必要なものなのかもしれません。
今日は9月下旬から10月上旬の気温で、最高気温は23度、最低は20度を下回ったようです。蝉の音がしないと本当に快適です。
今日は山形市から北に約一時間ほどの場所にある村山市で小学校のスクールコンサートと、午後にはリハーサルがありました。体育館に漂う風は肌寒い程で、私はとても居心地がよかったです。明日は少し気温が上がりそうですが、夜は快適な涼しさなので、ゆっくり眠ることができて疲れも取れますね。このまま秋になってくれないかなあ…
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