Take

セッションでのレコーディングではライブレコーディングの場合と違い、曲全体や楽章をいくつかの箇所に分けて収録していきます。「コンサートと違う」という意見もありますが、舞台での演劇と映画が違うものであるのと同じで、シーンごとに収録しても音楽全体の創りがしっかりしていれば良いものがてきると私は思っています。

今日からは先日の定期で素晴らしい演奏をしてくれたワーグナーチューバ隊も合流し、第2楽章を中心にたっぷり時間をかけて録音しました。終了後、楽員が帰った後もディレクターやエンジニアと共にマエストロが全ての録音をチェックしています。こうして一枚のCDが創られていきます。

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